端午の節句

男の子が誕生して初めての五月(端午)五日には、子供の無事の成長と、立身出世を祈るため、
家の中に「内飾り」と屋外に「鯉のぼり」を飾る習慣がありますが、当方の杉の木を竿として使って
鯉のぼりを飾る例をご紹介いたします。このような方法をご検討される方の参考になれば幸いです
所要時間 約3時間

当家の準備・鯉のぼりを飾る為の竿を用意する

お嫁さん側の準備・鯉のぼりを贈る
●杉の木の竿
直径25cm位で長さは11m〜15m位、まっすぐで木肌に凹凸
が少なく、枝数が少ない杉の立ち木を切り倒して使う。
切り倒し時期は、杉皮が剥き易い時期として、3月末から4月
始めの杉の木の水揚げが始まった頃、に行う。
切り倒し後数日以内に、ノミ、ナタ等で杉皮を剥けば、簡単
にきれいに剥ける。
枝の基部の節はノミで削り、カンナをかける。
皮を剥いた後の木肌は石、器物等で傷を付けないように
台を敷き、それに載せて作業をする。
その後、支柱取り付け用に竿の基部の両面を平らに削り、
ボルトを取り付け穴を開ける。


●支柱
竿よりやや太い杉の木を切り、長さ約2.5m〜3.0mの長さを
2本用意する。
杉皮を剥き、ボルト取り付け用の穴を開ける。


●ロープ
ビニル製ロープを100m購入し、次の用途に切り分ける。
竿補強用3本(竿の長さの1.5倍の長さ)
鯉のぼり揚げ用1本(竿の長さの2.5倍の長さ)


●ボルト・ナット・ワッシャ・滑車・番線
ボルト2本(1本の長さ約70〜80cm)
ナット・ワッシャ 各4個
滑車1個(ロープの太さに合う大きさを選定する)
番線 約3m ・ 釘5cm位 3本


●道具類
チェーンソー又はのこぎり、電気ヤスリ
カンナ、ノミ、ナタ、電気ドリル


●ユニック車
竿を建てるときには、昔はロープを引くなどして5.6人で行ったが、現在ではユニック車を利用して建てる場合が多い


竿の長さに応じて選ぶ。竿の長さが15mの
場合は以下のような長さが、適します。
●家紋入り昇竜吹流し
  両家の家紋を入れる 12m
●真 鯉 10m、
●緋 鯉 9m、
●子 鯉 8m


親戚・親しい友人からの贈り物
●子 鯉
青・緑・橙色の5から8m位のものを1個
お祝いとして贈る習慣がある。


風になびいて、雄大に力強く泳ぐ鯉のぼり
吹流し、黒、赤、青、緑、橙、青の順とする


杉の木立
鯉のぼり建て作業要領とその様子

伐採後の杉の木の皮を剥く

竿の支柱との当たり面をカンナで平らに削る

竿の支柱との当たり面をカンナで平らに削る

支柱の加工・表面を滑らかにする

完成した支柱・120cm埋設・地上に120cm位

竿と支柱の止めボルトの穴を開ける(2個所)

竿と支柱の止めボルトの穴を開ける(2個所)

土中に30×70×120cmの穴を掘る

杉の木、ロープ、滑車、番線
ボルト、ナット、ワッシャ、釘
金槌、ペンチ


支柱を竿にボルトで固定
ユニック車で重心部を吊り上げる

ユニック車で重心部を吊り上げて
土の穴に竿の基部を差し込む

ユニック車で重心部を吊り上げて
土の穴に竿の基部を差し込む

矢車(竹篭)を竿に釘で3箇所固定し、補強用ロープ
3本を竿に縛り、その下50cm位の所に滑車1個を
番線で竿に縛る。滑車に鯉のぼり取り付けロープ
をくぐらせてロープを結ぶ。


土の穴に竿の基部を差し込み、竿を真っ直ぐに
建てて、土を穴に入れながら、棒で突いて土を
固める。

ユニック車で竿を真っ直ぐに建てる

直立した竿

支柱と竿をボルトで固定し、穴に埋設した状態

ユニック車で、竿を建てて、支柱と竿をボルトで
固定し穴に埋設する。風で横揺れしないように
支柱の凹加工した部分に、9cm角の材木を十
字形に挟んで、支柱と共に番線で2箇所固定

支柱と竿をボルトで固定し、穴に埋設した状態

ロープに鯉のぼりを附属の口金具で取り付け


ロープに鯉のぼりを附属の口金具で取り付け

ロープに鯉のぼりを附属の口金具で取り付ける

風になびいて、雄大に力強く泳ぐ鯉のぼり

竿建ての当日は家族で執り行い軽く食事をする
by ライフステージ

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